全てオーガニックコスメにしたい理由を改めて考える
オーガニックコスメやミネラルコスメは確かに魅力的です。成分にこだわり、環境への負担も少なく、肌にもやさしい――そんなイメージがありますよね。
しかし、急いでオーガニックコスメやミネラルコスメにそろえる必要があるか、一度立ち止まって考えることも大切です。
なぜなら、私たちが受ける健康や美容への影響は、コスメよりも食品や生活習慣のほうが大きい場合が多いからです。
限られた予算や時間をどう使うかを考えたとき、「全部を切り替える」よりも、優先順位をつけるほうが現実的で効果的だと感じています。
コスメや仕上がりに求めるものを改めて考える
もしあなたがコスメに「美しい仕上がり」を最優先で求めるのなら、発色や質感に制限が出やすいオーガニックコスメやミネラルコスメでは物足りなく感じるかもしれません。
一方で、「化粧の成分が体内に与える影響や環境への配慮」を最優先するのなら、持つアイテムそのものを減らすことが、より本質的な選択になります。
なぜなら、使うアイテムが少なければ、その分だけ原料や資源の消費を減らせるのはもちろん、体への塗布量が物理的に減るからです。
オーガニックコスメやミネラルコスメを増やすことだけが正解ではなく、「何を優先したいのか」を明確にすることが、納得のいく選び方につながります。
自分の心がときめく選択を知ること
オーガニックコスメやミネラルコスメかどうかという軸も大切ですが、「自分が鏡を見て心がときめくか?」という視点も忘れたくありません。
特にメイクは、自分の気分を上げるための大切なツール。
成分制限の影響で、鮮やかな発色や持続力に限界がある場合もあります。
だからこそ、オーガニックコスメやミネラルコスメであっても、仕上がりを見て「これが好き!」と思えるかどうかを大事にしたいと思います。
どうしても気になるなら口紅だけ見直してみる
オーガニックコスメやミネラルコスメを取り入れるなら、まずは口紅からがおすすめです。
口紅は毎日直接口に触れ、食事や会話の中でわずかに体内に入る可能性があります。
他のコスメに比べて摂取の経路がはっきりしている分、成分を見直す意義が大きいアイテムです。
他のアイテムは、体への影響や成分が体内に入る経路をよく調べたうえで、必要に応じて切り替えていくのがおすすめです。
一気に切り替えるのではなく、1アイテムずつ導入する
オーガニックコスメやミネラルコスメは高価で「長く使いたい」と思いがちですが、防腐成分が少ないものが多く、劣化しやすいアイテムもあります。開封後は特に一般的なコスメよりも慎重な管理が求められる場合があります。
日本の基準では、未開封の化粧品は適切に管理された場合、およそ3年は品質保持が可能とされています(biteki.com)。
一般的なアイテムの期限
開封後の使用期限について、美的によると、以下のようなアイテム別の目安が示されています。特に目元用製品は短めです。
- マスカラ・リキッドアイライナー:開封後3か月以内
- スキンケア・口紅・リキッドファンデなど:開封後6か月以内
- ペンシルアイライナー・パウダー系など:開封後1年以内
オーガニックコスメやミネラルコスメの中でも、水や油を含むタイプのアイテムは一般的な化粧品よりも期限が短く設定されている場合があります。
また防腐剤の量が少ない、品質が劣化しやすい原料を使用している場合、一般的に販売されている化粧品よりも期限をよく確認し、早めに使い切ることが大切です。
目安より長く使っていても見た目や質感に変化があまりないと感じるかもしれませんが、劣化は内面的な菌や成分の変化によって進行しており、目元の健康リスクを高める可能性があります。
使用期限を守るだけでなく、見た目の変化(異臭・分離・色調の変化)にも注意しましょう。
まとめ
食事や睡眠、入浴など、生活習慣全体を整えることが、美容と健康の土台になります。
どんなに良いコスメをそろえても、日々の習慣が乱れていてはその効果は半減してしまいます。
オーガニックコスメやミネラルコスメはあくまで“選択肢のひとつ”。
アイテムに頼り切るのではなく、自分の暮らし全体を見直すことが、長く続く美しさにつながると思います。
―何かしらの参考になれば嬉しいです♡
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